ハイジ保育園「ほっとできるところ たのしいところ」 | 2018年6月「抱っこして」 茨城県つくば市 月極保育 週2~3コース

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2018年6月「抱っこして」

この前あるテレビで「自由ってよくない放任です。大海原にドーンと入れられた感じでどうしていいかわからなくなってしまう思春期の子が増えています。大人がちゃんと目的の旗を立てて、取れたらちゃんと褒めてあげる。また目的の旗を立てて取れたら褒めるって繰り返しをしなくてはいけない。達成感がないからどうしていいかわからなくなる。」と言っていました。

思春期と幼児期では違うのだろうか?ハイジは自由保育なのでここは大海原のような感じ?

その旗って誰が決めて誰が褒めるの?その子に合った旗なの?1本?2本?10本くらいある旗を自分で選んだ結果ならまだしも、、、

褒められた!はいっ!次の旗ね!

でももう疲れた!やめたい!でも褒められたい!

あれっ?旗を立てる人が疲れてない?大丈夫?

旗を立てる人がいない!どうしよう!自分で立てるの?そんな事急に出来る?

どこまでいったら結果が出るの?これで成功?

 

私は誰かに何かして褒められるのではなく自分の意思で決めて自分で褒めて欲しいです。自由って大海原かもしれないけど自由にさせる事は勇気がいる事でもあると思います。大人も大海原に一緒に飛び込んで、後ろから見守っている感じです。浮き輪を付けてそこにロープを張って伸ばしたり縮めたりしている感じかな~?そして大人の方の浮き輪も丈夫ではなく、たまに空気が抜けてきたりして子供が助けにきてくれたりします。同じ島を一緒に目指している感じです。

 

ふと自分の祖母の事を思い出しました。会えなくなってから26年も経ちます、、、私は、ばあちゃんっ子だったので今でも毎日のようにばあちゃんに話しかけています。

「お母さんとばあちゃんどっちが好き?」と近所の人に聞かれ「ばあちゃん!」と返事するとみんなが大笑いして盛り上がっていました。私は何で?それだけで?って思っていました。

 

元気なばあちゃんが私が小2か小3の時に変わりました。叔父の事で何かあったらしく家を数カ月離れる事になったようです。戻ってきたら別人でこたつに入ったまま何もしないし、話しもしない、近所にも全くいかなくなり魂の抜けた人になってしまいました。

こうなってしまって悲しかったけど父も母も何も言わないし、仕方ない事と思っていました。

がある日ばあちゃんに元気を出してもらおうと思って「ばあちゃんってここに(腕)にブツブツあるよね~」とシミを指して言いました。次に「ここには三角の形のがある!」(額にシミ)と言いました。すると母が「なに言ってるのー!そんな事言うんじゃない!」と大激怒。。。。

 

そして「ばあちゃんが嫌なのー!前みたいなばあちゃんがいいのー!」と叫びました。

 

次の日学校からの帰り道、もうすぐ家ってところでばあちゃんが「ゆうこー!おかえりー!」と元気に手を振っていました。あれれ??どうした??元気なの?

その日から以前のような明るい元気な近所の人に人気のあるばあちゃんに戻りました。

何だよ~出来んじゃん!って子供ながら思った事を今でもしっかり覚えています。

私にとって絶大な存在のばあちゃんでしたが、ばあちゃんにとっても絶大な存在だったんだろうな~と最近思い始めました。

 

 

子供がわけのわからない行動をとっている事があります。大人からしたらわがまま??としか考えられない時は困らせようとだけ思っているわけじゃなく、何だかもやもやしている。話が出来ないからどうしていいかわからない。本当は大人の事を心配している。本当は泣かないで!いつもみたいに笑って欲しいんだよ!って訴えているような気がします。というか訴えています。

 

大人は毎日のように色々あります。今はどうしても辛い、、、今はどうしても悲しい、、、今はどうしても泣きたい、、、今はどうしても笑えない、、、そんな事は一緒にいる子供の方が全てわかっています。

そんな時は「今無理なんだよ~ごめんね!」と素直に言って抱っこしてもらってください!

 

きっと子供は全力で受け止めてくれます。