ハイジ保育園「ほっとできるところ たのしいところ」 | 2017年7月「つよい!」 茨城県つくば市 月極保育 週2~3コース

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2017年7月「つよい!」

この前しん君vsなみちゃん あやちゃん ななちゃんで口ケンカが始まりました。家を作っていた所を邪魔されたくない女子達、、、しん君はそこで遊んでいたのかな~?ちょっと原因はわからないですが、、、それはそれは女子3人にこれでもかっ!と言われて口がへの字になっているしん君、、、それを見てゆかりちゃん(スタッフ)がしん君可愛そう~と涙目です。
「男は力があるからずるいんだよー!」と3人の主張も納得、、、1vs1のケンカでは女の子の方が負ける確率が高いし、本気を出しても最後はやられる事も分かっている3人。これが女同士の場合は何分でも何十分でもしつこくケンカしていますが、、、散々やってきている3人は男の子の力の強さに色々思う事も多いんだろうな~

少ししてしん君の兄かい君(小4)が仲裁に入って行きました。「もうこんな奴らと遊ぶな。強いっていうのは力が強いと心が強いっていうのがあるんだよ!」みたいな事を話ししています。しばらく話し合いというか言い合いが続いた後私が「でもさ~ハイジで一番強いのはひなちゃんだと思うよ~いつもいつも同じ気持ちで折り紙などに集中していられるじゃん。(今のところひなちゃんはハイジでは気持ちに起伏もなく落ち着いて過ごしている。家では違うらしいのでそのうち凄い事になるのかもしれないですが、、、)」
すると同い年のなみちゃんとあやちゃんがこっちを睨んでいます。負けず嫌いの2人には許せないらしい、、、(苦笑)

続けて「それに大人の強いのはゆうこと思っているかもしれないけどのりこだよ!いつもいつも同じ気持ちで毎日楽しそうじゃん!」と言ったらまたまた面白くない顔をしてのりこを怒っている様子、、、
その日の夜「さっきは何だってんですか~?外から部屋に戻ってきたらいきなりみんない睨まれてなみちゃんには叩かれちゃったじゃないですか~」と笑っているのりこ。そして「みんな強くなりたいんだね。。。」とびっくりしています。「そりゃそうだよ。私だってメンタル強いって言われたいよ~」と言うと「強いとか弱いとか思った事ない」とのりこ。そっちの方が私はびっくりです。

最近読んでいる本に
知識や知恵をたくさん持っている人よりも、好きで何かに打ち込んでいる人よりも、毎日あらゆる事を楽しんでいる人の方がすごい

『毎日楽しんでいる人は強い』

と書いてありました。
誰に何を言われてもやられてもへこたれないメンタルの強い子になって欲しいと強く願う大人は多いです。
でも楽しむ事を充実させればいいなら簡単じゃん!生きている楽しさ!を心や体に叩き付ければいいんじゃん!自由に遊んでいれば揉めに揉める事は多いけど、、、それでも「あ~楽しかった!」って思う日が、昨日も今日も明日も続くという事、、、それだけで自分の価値や強さや自信が身についてくれたら、、、それが大人にとって安心出来る事ならそれに越した事はないんじゃないかな~と思いました。

夏休みに入り卒園児が何人か来てくれています。けいちゃん(小5)はバスと電車を乗り継いで来てくれて「家で留守番よりハイジがいいの?」と聞いたら「そうだけど、、、」とムスッとして言っています。
小5になると私との口ケンカも度々でした。「わーかってるよー」(怒)「だから??」(怒)「何言ってるの??」「へ~んで??」みたいな感じでイラつく返事が多くて、、、

でもここまでしてハイジに来たいと思ってくれているけいちゃんとケンカはやめよう!と決めていました。その話をのりこにすると「いやいや、、、そういう決めるのやめた方がいいですよ~ゆうこさんガマンすると、もーーーーっ!切れちゃうから~!と言っていました。まだ一週間ですが今の所平穏です!

卒園児のゆい君(小4)を一日預かりました。その次の日お母さんからメールが来ました。

ゆうこさん、
昨日はお世話になりました。雨中サッカー!ホントに楽しかったみたいです。この辺ではありえないです。遊び仲間がいないわけではなくて、毎日ではないけれど外では遊びます。でも夢中になり方が違うみたいで。時々ボールゲームになるらしいけれど、ついていけなくてすぐ帰ってきてしまいます。その気持ちもわかるので、さすがにもう一回行ってこいとは言えません。
ボール取れないとか、足が遅くて追いつけないとか、下手くそなことは変わらないと思うのですが、ハイジでやると何かが違うんでしょうね。技術なんかではない、「自分が(そしてそこにいるだれもが)主役である感覚」があるのかなと思います。その先に「自分で考える」「自分で決める」ということがあるのだと思います。そんなこと一朝一夕でできるはずもなく、その土台作りがハイジでやってもらったことなんだなあと行くたびに思います。
学校というところは意識するとしないに関わらず、順位付けをするところです。「ほめる」というのは何かが「できる」ことをほめられるところです。親もついそれにしたがったほうが楽なので、その価値基準でこどもを縛ってしまいます。たまにはそこから解放してあげないと、そのうち潰れるよな~、潰したら私の責任だよね~とどこかで思いながら毎日を過ごしています。親もたまにやった~って顔の我が子を見ないと見失ってしまいそうです。
多分夏休みラスト数日(宿題が終わっていたら)お世話になると思います。また連絡します。宜しくお願いします!

と嬉しいメールでした。ゆい君は1才から来ています。私達からみると何も変わらないゆい君!背だけ伸びている感じにしか思えないですが、、、4年生になってもかわいいやつです!

夏休みは卒園児が来ているのでバタバタでリズムも変わって在園児も大人も大変ですが刺激があって楽しい事もあります。この楽しさを知っている卒園児がこの12年で少しずつ増えていきました。子供の自由を許すことに不安にならず勇気を持って預けてくれた子供たちの両親にも感謝です。そしてこの〔楽しさ=強さ〕を知らなかった。成し遂げる事がしたくても出来なかったお父さんやお母さんやおじいちゃんやおばあちゃんに、ハイジを卒園したこの子達が

【楽しいよー!生きているって!】

と自分を通して伝えてくれる日がくるはず!!と思っています。